カテゴリー別アーカイブ: Uncategorized

引退の北斗星 ミャンマーで復活の日は来るのか!?

2015年夏、北斗星が完全引退する。デビューしてから四半世紀以上、ブルートレインのフラッグシップとして君臨していた列車が、ついに過去のものとなる。子供の頃から憧れの存在でだったが、結局念願がかなったのは大学に入ってから。みどりの窓口に通い詰め、やっとの思いで「B寝台デュエット」を予約。食堂車「グランシャリオ」のパブタイム。僕は当時東北本線を川を挟んで眺められる位置に住んでおり、子供の頃はよくそこから北斗星や臨時エルムを眺めていた。しかし、北斗星に乗車した時は真逆の視点から、夜の川の水面に反射する我が家をグランシャリオから見送ったのだ。何の変哲もない見慣れた地元の風景が、北斗星の窓からは想像もし得ないくらい艷やかに映っていた。

DSC03903

そんな思い出深い北斗星だが、カタワレの2両が、ミャンマーのヤンゴン郊外のティラワ港に留置されている。ここは日本製の中古車両(鉄道も自動車も)が陸揚げされる拠点だ。中心地から30キロほどで、タクシーで難なくアクセスできる。

しかし、残念なことにここに佇んだままもう何年も動いていない。草に埋もれ、車両は痛み、栄光の輝きはすでに失われている。

DSC03906 DSC03905 DSC03904  DSC03900 DSC03898 DSC03897 DSC03895 DSC03894 DSC03892

せっかく輸入した豪華寝台列車がなぜ放置されているのか理由を考えてみた。北斗星の車両は大きい。通常のディーゼルカーでさえ無改造では屋根が支えて駅に入線できないわけだから、これだけ背の高い北斗星はそのままでは運用できないはずだが、その改造に見合うだけの用途も見つからないのではないか。

果たして活用されるのか、それとも朽ち果てるのか。今年引退する北斗星の車両がミャンマーにまた上陸し、「ミャンマー版北斗星」なるものが走ったら面白いのだが・・・。

広告